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2024年12月住宅ローン金利動向:固定金利は上昇、変動金利は据え置きに

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2024年12月、大手5行が発表した住宅ローン金利に大きな動きがありました。固定金利が軒並み上昇した一方で、変動金利は据え置かれたのです。この動きは、今後の住宅ローン選びに大きな影響を与える可能性があります。

なぜ固定金利が上昇したのか?

固定金利の上昇は、主に長期金利の上昇を反映したものです。長期金利は、今後の物価上昇や経済成長の期待などを反映して変動します。近年は、世界的なインフレや金融引き締めなど、長期金利を押し上げる要因が強まっており、それが住宅ローン金利にも波及したと考えられます。

変動金利が据え置かれたのはなぜ?

変動金利が据え置かれたのは、各行の戦略の違いが反映されていると考えられます。日銀の金融政策や市場の動向を注視しながら、顧客獲得競争を繰り広げているためです。

今回の金利動向が住宅ローン選びに与える影響

今回の金利動向は、住宅ローンを選ぶ上で以下の点に注意する必要があります。

  • 固定金利を選ぶか、変動金利を選ぶか: 固定金利は金利が確定するため、将来の金利上昇リスクを回避したい人に向いています。一方、変動金利は金利が変動するため、金利が低下すれば返済額を減らすことができますが、上昇すれば返済額が増えるリスクもあります。
  • 金利以外の条件も比較する: 金利だけでなく、手数料や団体信用生命保険料なども比較検討しましょう。
  • 専門家に相談する: 住宅ローンは大きな買い物です。金融機関の担当者やファイナンシャルプランナーなどに相談し、自分に合ったプランを選びましょう。

今後の金利動向の見通し

今後の金利動向は、世界経済の動向や各国の金融政策に大きく左右されます。不確実な要素が多く、予測は難しい状況です。

まとめ

2024年12月の住宅ローン金利は、固定金利が上昇し、変動金利が据え置かれるという結果となりました。住宅ローンを選ぶ際は、今回の金利動向を踏まえ、自分のライフプランやリスク許容度に合わせて慎重に検討することが重要です。

【この記事を読んだあなたへ】

住宅ローンの金利は、頻繁に変化します。最新の金利情報や住宅ローン選びに関する情報は、各金融機関のウェブサイトや専門家にご確認ください。

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トシボ
トシボ
ブロガー/会社員/ファイナンシャルプランナー(FP)2級
栃木県出身。40代、2児のパパが運営するトシログ「パパの投資×育児×雑記ライフ」へようこそ。 ブロガーのトシボです。 仕事や子育てに追われながらも、家族の未来を豊かにするための資産形成や、子どもとの時間を大切にして育児に奮闘してます。皆さんに役立つ情報掲載しますので、ぜひ見てってくださいね!
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