【速報】6/13 日本株が大幅安!中東リスクとトランプ発言で日経平均600円超下落も

📅 6/13の資産運用実績
📊 総資産:8,149,214円(+1,534,783円)
前日比:▲19,170円(-0.23%)
🇯🇵 株式:60.5%/信託:39.49%
こんにちは、トシです!
本日(6月13日)の東京株式市場は、中東情勢の緊迫化とトランプ前大統領の発言を受けて、リスク回避の売りが広がり、大きく値を下げました。日経平均株価は一時600円を超える下落を見せ、最終的には362円安の37,810円で取引を終えています。TOPIXも約1%下落し、プライム市場全体の約8割の銘柄が下げる展開となりました。
📉 なぜここまで下がった?今日の主な下落要因はこの2つ!
1. 中東情勢の悪化
イスラエルとイランの間でドローン攻撃が報じられるなど、地政学リスクが急上昇。投資家は安全資産への移動を強め、原油価格も大きく上昇しました。
2. トランプ氏の関税発言
トランプ前米大統領が「近く自動車関税を引き上げる」と発言。現在の25%からさらに上がる可能性があると受け止められ、日本の自動車株が軒並み売られました。
🔍 それでも注目すべきポジティブな動きも!
下落相場の中でも、今後に向けて注目したい材料がいくつか見られました。
✔ 6月のメジャーSQと幻のSQ値
今日はオプション取引における特別清算指数(SQ)の算出日。幻のSQ値は38,172円でしたが、結局はそれを下回っての引けとなりました。来週、この幻のSQ値を再び上回れるかが注目されます。
✔ 株主総会シーズンとアクティビストの動向
6月27日に集中日を迎える株主総会シーズン。今年は例年以上に「物言う株主(アクティビスト)」の動きが活発です。
- スクウェア・エニックスHDは、シンガポールの投資ファンドによる保有比率の上昇報道を受けて急騰。
- ゴールドマン・サックスによれば、日本企業に対するアクティビストの行動件数・保有額ともに過去最高レベル。
- 今後は、親子上場の見直しやMBO(マネジメント・バイアウト)による非上場化が活発になると予想されます。
特に、アザストーリア、竹内製作所、山崎製パンなどがMBO候補として注目されています。
さらに、こうしたM&Aや企業改革が進めば、TOPIXのPBR(株価純資産倍率)が現在の1.4倍から、最大で1.9倍まで上昇する可能性があるとも。仮にこれが実現すれば、TOPIXは約25%の株価上昇余地を持つことになります。
🇺🇸 米国市場の動きと金融政策の注目点
✔ 外国人投資家 vs. 米国の個人投資家
- 5月は米国株が上昇する中で、外国人投資家は370億ドルを超える売り越しを記録。
- 一方、米国の「家計=個人投資家」は株式を買い続けており、相場の下支え役となっています。
- 外国人の売り圧力が一巡すれば、再び株高が訪れる可能性もあります。
📆 来週は金融政策ウィーク!
■ 日本銀行(6月17日)
今回は政策変更なしの見通し。利上げは9〜10月が有力と見られています。
■ 米FOMC(6月18日)
大きな政策変更はない見込みですが、市場(OIS)とFRBの間で利下げ回数の見通しにギャップがあります。
- 市場:年内3回程度の利下げを織り込み済み
- FRB:年内2回、来年も2回の利下げ見通し
5月のCPI・PPIが市場予想を下回ったことで、インフレ沈静化の兆しも見えています。日本の自動車メーカーが価格を下げた影響などもあるかもしれません。
✅ 今日のまとめ
今日の市場は大きく下げましたが、一方で日本株にはM&Aや企業改革の加速など、ポジティブな変化の兆しもあります。来週の日米金融政策発表がどう影響するか、引き続き注視していきましょう!