【速報】6月24日 東京株式市場:なぜ株価は反発したの?原油安・半導体好調の裏側に迫る!

皆さん、こんにちは!トシです。
本日の東京株式市場は、久しぶりに明るいニュースが飛び込みました。日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、一時600円超の大幅高を記録。いったい何が起こったのか、詳しく見ていきましょう!
🌍 中東情勢の緊張緩和が市場を押し上げた!
株価上昇の大きな要因は、イスラエルとイランが停戦合意に至ったという報道です。アメリカの元大統領がこの情報を発信したことで、緊迫していた中東情勢への警戒感が一時的に和らぎました。
この安心感が世界の株式市場に好影響を与え、日本市場でも買いが優勢となりました。
⛽ 原油安が日本株に追い風!
中東情勢の緩和によって、原油価格が急落。市場が警戒していた「ホルムズ海峡の封鎖」リスクが後退したことで、原油高による物価上昇懸念が和らぎました。
明暗を分けた企業群
- マイナスの影響:INPEXや石油元売り各社は、在庫評価損の懸念から売りが優勢に。
- プラスの影響:原油価格下落が燃料コストの軽減につながり、**航空株(ANAやスカイマーク)**は上昇しました。
💡 半導体関連株が急伸!レーザーテックが主役に
本日の主役は半導体関連株。とくにレーザーテックは大幅高となり、売買代金でもトップを記録しました。
背景にある材料
- 中東情勢の緩和による安心感
- 米国での利下げ期待により、ハイテク株への投資が再活性化
- 証券会社による目標株価の引き上げと投資判断の格上げ
レーザーテック以外にも、アドバンテスト、ディスコ、東京エレクトロンなど、半導体関連銘柄が軒並み上昇しました。
🛡️ 防衛関連株・海運株の動向
- 防衛関連株は、地政学リスクが緩和したにもかかわらず堅調な動きを維持。これは、防衛費増額の流れが続くとの見方が背景にあります。
- 海運株は、ホルムズ海峡の封鎖リスクが後退したことにより、運賃上昇期待が低下し、売りが優勢となりました。
💰 長期金利と債券市場の不安要素
本日は20年債の入札が行われましたが、やや低調な結果に。
超長期債の利回りが高止まりしている中で、生命保険会社の保有債券の含み損が拡大する懸念が強まっています。
政府は、こうした状況を受けて、長期債の発行を減らし、短期国債に切り替える方針を打ち出しました。
📉 日経平均株価、後場に伸び悩み
日経平均は一時600円を超える上昇となりましたが、最終的にはやや伸び悩む形で取引を終えました。
その背景には、
- 関税問題など企業業績への影響
- 円高進行による輸出企業への懸念
といった不透明材料があり、ドル円相場も円高方向に振れたことで、慎重な姿勢が見られました。
🔚 まとめ
本日の東京市場は、停戦報道による地政学リスクの緩和、原油価格の急落、半導体関連株の急伸という好材料が揃い、日経平均が反発しました。
ただし、為替や金利、企業業績など中長期的な懸念材料は依然として残されています。
一喜一憂せず、落ち着いて市場を見守っていきたいですね。