【速報】東京株式市場、半導体関連が牽引し続伸!日経平均は3万9000円台を回復!

toshi.kata

こんにちは!トシです。

本日、東京株式市場は半導体関連株の強い買いに支えられ、日経平均株価が大きく上昇し、3万9000円台を回復しました。終値は前日比642円高の3万9584円と、3日続伸の好展開となっています。


半導体株の上昇、その背景とは?

今回の急騰には、米国市場での動きが大きく影響しています。

  • NVIDIAの株価が急騰し、AI普及による成長期待が再燃。「次の黄金波」とも称されるこの流れの中心にあるNVIDIAの動きが、日本の半導体関連株にも波及しました。
  • 日本では、NVIDIAと連動性の高いアドバンテストが年初来高値を更新。同様に東京エレクトロンも堅調に推移しました。
  • マイクロン・テクノロジーの好決算も追い風に。AI向けの高帯域メモリ(HBM)が急成長し、関連銘柄にも買いが広がっています。
  • AIの普及により、データセンター向け電線の需要増も意識され、藤倉などの電線関連銘柄も買われました。

7月相場の注目ポイント

7月相場を占ううえで、以下の材料に注目が集まっています。

米国の利下げ期待

FRBが年内の利下げに踏み切るとの観測が再浮上。これがハイテク株の上昇を後押ししています。ただし、日米金利差の縮小による円高が日本株にとっては逆風になる可能性も。

米関税の行方

トランプ政権時代に導入された対中関税の見直しに関して、7月9日が一つの節目に。経済財政担当大臣が訪米しており、日米交渉の行方が注目されます。

ETFの分配金売り

7月はETFの決算が集中する月でもあり、分配金捻出のための売りが増える傾向があります。需給面での注意が必要です。


ゲーム関連株も急上昇!

半導体だけでなく、ゲーム株にも熱い資金が流れています

  • 任天堂は連日で最高値を更新。新型ゲーム機の需要が高まっており、海外展開も進行中です。
  • 中東のオイルマネーも注目されています。湾岸諸国の投資ファンドが日本株の中で任天堂を最も多く保有しているとの試算も。
  • ポケモン関連の話題も豊富で、買収報道や大型イベント開催が話題に。
  • カプコンやコーエーテクモも、業績予想を上方修正し、株価が連日で高値更新。

株主提案の動向と企業対応

今週は株主総会が集中。株主提案の増加が見られる中、その対応も企業ごとにさまざまです。

  • アクティビストによる提案や自社株買いは株価上昇要因になる一方、形式的な提案だけでは株価が伸び悩む傾向も。
  • 提案後に株価が急騰する例もあるものの、過半数はパフォーマンスが悪化するなど、ハイリスク・ハイリターンの側面も。

市場のまとめと展望

  • 日経平均株価:3万9584円(3日続伸)
  • TOPIXも続伸し、堅調な地合いを維持
  • グロース市場では調整ムードが見られ、2%近い下落
  • 外為市場では円高基調が継続中

米国の利下げ観測、関税交渉の行方、ETFの分配金売りなど、7月はイベント目白押し。それぞれの材料が株式市場にどのような影響を与えるか、注視が必要です。


まとめ:AIとゲーム関連が主導する新時代の相場へ

今日の株式市場は、AIとゲームという2大テーマが主導する、非常に活気ある展開となりました。

NVIDIAやマイクロンなどの米国企業の動きが、日本株市場にもダイレクトに波及する現在、海外ニュースのチェックは欠かせません。

一方で、7月は利下げ・関税・ETF売りといった注意すべき要因も多数存在します。株式投資をする上では、期待とリスクをしっかり把握した上でのポジション構築が大切ですね。

それでは、次回の相場解説でまたお会いしましょう!

ABOUT ME
トシ
トシ
ブロガー/会社員/ファイナンシャルプランナー(FP)2級
栃木県在住。
40代、2児のパパが運営するトシログ「おかねと暮らし」~Money Life Note~へようこそ。
仕事や子育てに追われながらも、家族の未来を豊かにするための資産形成や、子どもとの時間を大切にして育児に奮闘してます。記事投稿しながら皆さんと一緒に金融リテラシーを高めて、小金持ちを目指す。そんなブログです。役立つ情報掲載しますので、ぜひ見てってくださいね!
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