【書評】『世界一わかりやすい才能の見つけ方』|自分の才能がわからないあなたに贈る1冊

こんにちは、としぼです。
今回は「自分には特別な才能なんてない」と感じているすべての人に読んでほしい一冊をご紹介します。
それがこちら。
📘 『世界一わかりやすい才能の見つけ方』八木仁平 著
こんな悩み、ありませんか?
自分の得意なことがわからない
やりたいことが見つからない
今の仕事がしっくりこないけど、転職していいのかわからない
私自身、30代半ばまでずっと「何が向いているのか分からないまま」仕事をしてきました。でも、この本を読んで「自分の才能とは、自分の中にすでにある“自然な性質”だ」と知り、目からウロコが落ちました。
書籍の概要|才能=自然に繰り返してしまう行動
本書が伝えているのは、「才能は特別な能力ではなく、自然に繰り返してしまう行動や思考パターン」だということです。
「才能は、あなたが無意識にやってしまうことの中にある」
この考え方が、才能=特別な才能やスキルという思い込みをひっくり返してくれます。
3つのステップで才能が見つかる
著者の八木さんは、以下の3ステップで才能を見つけていく方法を提案しています。
① 自分を知る(過去の棚卸し)
・小さい頃、何にワクワクしていたか?
・人に「すごいね」と言われたことは?
・無意識に繰り返している行動や思考は?
② 才能を言語化する
本書では、「才能33種類リスト」が紹介されており、自分の傾向を分類するヒントになります。
たとえば…
本質把握:物事の核心を見抜く力
アイデア創出:ひらめきがどんどん浮かぶ
共感力:人の気持ちに自然と寄り添える
など、特別な資格やスキルではなく、生まれつきの“思考パターン”で才能を見つけるアプローチが特徴的です。
③ 才能を活かす方向を考える
自分の才能がわかったら、それをどんな仕事や活動に活かせるかを考えていきます。
「副業」「転職」「子育て」「趣味」など、あらゆる場面で才能は活きてくるという視点が新鮮です。
実際にやってみた|私の才能はこれだった!
私も本のワークを通して、自分の才能を分析してみました。
結果は以下の通り。
本質把握:複雑な情報の中から要点を抜き出すのが得意
構造化:バラバラな情報を整理して体系化できる
発信力:自分の言葉で人に伝えるのが好き
これ、まさに今のブログ運営にぴったりな才能ばかりでした。
「自分の才能がブログに活きている」と気づけたことが、何よりの収穫です。
この本をおすすめしたい人
自分の才能がわからずモヤモヤしている人
キャリアや副業で「自分に向いていること」を見つけたい人
自己分析が苦手な人
まとめ|才能は「探すもの」ではなく「思い出すもの」
『世界一わかりやすい才能の見つけ方』は、自己分析のハードルをグッと下げてくれる良書です。
「何かにならなきゃ」じゃなくて、
「すでにある自分の才能に気づけばいいんだ」
そんなメッセージに、きっとあなたも勇気をもらえるはずです。
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